よむよむ (お薦め絵本紹介）
よむよむ
8月の絵本紹介
2021-08-17
妖 怪 図 鑑
日本のようかいたちが、大迫力の絵で
紹介されています。
かっぱ、天狗、ぬりかべ、鬼などなど。
かっぱと鬼には、それぞれが出てくる
民話ものっています。
妖怪やおばけなど、怪しげなものに
ひかれる子や、怖いけど見たい子もいます。
「現代のようかい」のページでは、口裂け女
人面犬なども紹介されています。
表紙がかっぱの顔半分のアップで、裏表紙が
天狗の顔半分のアップという、とても目を引く絵本。
小さい子から大人まで、楽しめる一冊です。
7月の絵本紹介
2021-07-20
しずくのぼうけん
バケツからぴしゃんと飛び出した
水のしずくは冒険の旅にでかけます。
お日さまにぎらぎら照らされて
水蒸気になったかと思ったら
空へのぼって、雲のところへ…。
今度は雨になって、地上に逆戻り。
寒い夜に氷になったと思えば、朝日に
温められて再びしずくとなって
川へと流れる。
気温や場所によって変化する水の
不思議を「しずく」を主人公に
描いた絵本です。
6月の絵本紹介
2021-06-21
さかなはさかな
おたまじゃくしがかえるになって、幼馴染の
魚を訪ねてきます。
魚はかえるの話を聞き、外の世界を見たく
なり、かえるの真似をして池を飛び出した
から、さあ大変…。
他の暮らしに憧れる事もあるけれど、自分に
合った暮らしは、自分の目の前にある。
他の生き物の暮らしに憧れていた魚が、
やっぱり水の中で魚として暮らすのが一番
だと気づく、奥の深いお話です。
5月の絵本紹介
2021-05-20
おうちへかえろ
おうちへかえろ、手をつないでかえろ。
ねずみさん、うさぎさん、らいおんさん
ぞうさん、そして私。
みんなで手をつないでおうちへかえろ。
ねずみさんちは小さなおうち。らいおん
さんちは大きなおしろのおうち。
ひとりずつ帰っていって残ったのは
私ひとり。
「帰る」というと何となく寂しい気持ちに
なったりしますが、帰った先には温かい家族が
待っているという、喜びも感じられます。
絵もとてもかわいらしく、癒される絵本です。
４月の絵本紹介
2021-04-22
きいろいのはちょうちょ
ちょうちょを捕まえようと、網を
もって追いかける男の子が主人公の
お話。
絵本の中に登場するのは、黄色くて
フワフワして、羽がふたつ。
「あ、ちょうちょ見つけた！」
ところがページをめくってみると…。
そこにいたはずのちょうちょが、違う
ものに変わってる！おかしいな。
確かにいたと思ったのに…。この繰り返し
で進んでいくこの絵本。次はなんだろう…。
抜群に楽しめる、めくりしかけ絵本です。
